【第2回】
ゲスト 破産・再生チームAさん
オペレータ Hos/インタビュアー Iei
今回は、自己破産や個人再生を担当するAさんにお願いしました。
Aさんは実務担当の目線から、広報のヒントになる意見を頻繁に出してくれる人。
本日もどんな話が聞けるのか楽しみです。

BLOG INTERVIEW
依頼者と信頼関係を築くこと、それが第1の目標。
「初回の面談では、その方が何を一番求めているかを見極め、それに応える努力をしますね。
そしてどうやって信頼関係をつくっていくべきか考えます。」Aさんが静かに語り始めました。
自己破産や個人再生といった裁判所を通す手続きは、任意の借金整理に比べると長丁場。それだけに依頼者との信頼関係が特に重視されるといえるでしょう。
借金=破産、それは大きな誤解です。
「比較的年配の方に見られる傾向ですが、借金=破産と思っていたりする。期限にきちんと返せなくなると、もう破産しなくちゃいけないんじゃないか・・・と。」破産しかないと思っていた方も、破産せずに済む場合があるようですね。どのようなケースでしょうか。「例えば、複数の業者から長年借入をしていて自転車操業におちいり破産の相談に来たというパターン。この場合、長期の返済で借金は既に完済、払い過ぎが出ていることも。そうすると破産どころか過払い金(払い過ぎたお金)が返って来ることもあるんです。」確かに、一般の方が自分にどの手続きが適しているかを判断するのは至難の業。とにかく専門家の意見を聞くことが問題の早期解決につながるということですね。
そこには様々な人間模様がある
印象深い案件などはありますか。「しいて言えば、自分が原因ではないのに自己破産せざるを得なかった方のことでしょうか。他人の保証かぶり、さらに奥さんが浪費家で、夫である依頼者名義で莫大な借金を作った、という案件。免責が決定した時は、すぐに報告したい、と思いましたね。」
地道な作業の中のクライマックス、それは・・・
自己破産の場合、依頼から免責決定まで半年から10ヶ月、長ければ1年以上かかる場合もありますね。破産申立に向けた必要書類の取得、家計表や作文の作成など、地道で細かい作業が多いですよね。「そうですね。申立直前は確かに忙しい。でも、一番の山場は免責決定が出た時かな。肩の荷が下りてほっとする瞬間です。依頼者に報告した時に、助かりました、ありがとうなどの言葉をいただくとやはり嬉しいです。」
「ボクの話でお役にたてましたかね・・・」と笑うAさん。今回の話から、Aさんが依頼者と真剣に関わる姿が見えてきました。
興味深い話、ありがとうございました。そして今日も美味しいランチでした。
本日のパスタ エビとほうれん草のゴマクリーム CIPOLLAにて